腎不全医療・透析医療

下見訪問/研修卒業・機器搬入・初回訪問
- 下見訪問ではどのようなことを行うのですか?
- 御自宅の環境整備が不十分であったために、いざ在宅血液透析を始めようとした時に在宅血液透析ができないという事態は避けなくてはなりません。そのため、研修が一定の段階に達した時点で、下見訪問を実施させていただきます。
下見訪問では、医療スタッフと機器メーカーの担当者が患者さんの御自宅に伺い、電気、給排水、機器の設置場所等につき詳細に検討を行います。この下見訪問により、患者さんの環境に合わせた十分な準備と適切なアドバイスを行うことができます。
- 研修が終了した後、すぐに在宅血液透析を始められるのですか?初回は手伝ってくれるのですか?
- 研修が終了し、医療スタッフが患者さんに在宅血液透析を安全に行う能力があると判断した時点で卒業となります。通常は卒業後すぐに在宅血液透析に移行します。
初回の在宅血液透析日に、医療スタッフと機器メーカーの担当者が御自宅への機器搬入を行い、設置後初回在宅血液透析を行います。初回在宅血液透析時は、問題なく透析を開始できることを確認するまで医療スタッフが同席します。
2回目以降の在宅血液透析時は、患者さんと付き添いの方のみで在宅血液透析を行うことになります。