診療案内

腎不全医療・透析医療

在宅血液透析入門

在宅血液透析安全対策

  • 在宅血液透析の安全対策について教えてください。
  • 在宅血液透析は、緩徐に行うことで安全を確保しています。 よって時間当たりの除水量(増加した余分な水分・塩分を 1時間で取り除く量)は少なく設定する必要があります。短 時間で多くの除水を行うと血圧が低下し危険です。自宅では低血圧へ の対応も患者さん自身が行わなくてはならないので、血圧低下は避 ける必要があります。もし、食べ過ぎたり飲み過ぎたりしてしまった場 合は、透析の時間や頻度を増やすことで緩徐にそれらを取り除きます。 常にゆとりを持ったスケジュールで透析を行うことが重要です。
  • 在宅血液透析中に万一具合が悪くなった場合の対応は?
  • 万一、在宅血液透析中に体調不良等が出現した場合は、医療機関等にすぐに連絡をする必要があります。そのためにも付き添いの方の存在は重要です。携帯電話等を手元においておくことも勧められます。なお、当法人では「HHD用緊急通報システム」※を患者さんの御自宅に無償で設置しております。

在宅血液透析入門~いつでも自宅で透析
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