当医療法人は、腎不全医療・透析医療についての十分な知識・経験を持ったスタッフと最新の設備で充実した専門医療を提供しています。
腎臓は、老廃物や余分な水分(≒塩水)を尿として体外に排出する大切な臓器です。
この腎臓の機能が何らかの原因で低下してしまった状態を腎不全といいます。
腎不全が進行しないように、当法人では、一般外来の内科にて「腎不全外来」を実施し、患者さんに適切な治療を行います。これらの治療には、降圧剤等による血圧の管理、腎保護作用のある薬剤の投与、食事療法等が含まれます(一般外来のページも御参照ください)。
また、腎不全がさらに進行してしまい、自身の腎機能だけでは体調を維持できなくなってしまった患者さんには透析医療を提供しています。透析により、身体の状態を改善することができます。
当法人では3種類の透析を実施しています。「通院血液透析」、「在宅血液透析」、「腹膜透析」です。
「通院透析」では、当法人に週2~3回通院し、機械を使用して血液をきれいにする治療を行います。
「在宅血液透析」も治療の原理(しくみ)は同じですが、この治療を自宅で患者さん自身が行います。
「腹膜透析」はお腹の中にある「腹腔」という空間に、特殊な管を使って治療液を注入し、その治療液の中に老廃物や余分な水分を漉し出して身体をきれいにする治療です。基本的に自宅で患者さん自身が治療を行います。
また、当法人では一般外来の内科で「移植外来」を実施し、移植認定医が腎移植の相談、腎移植後のフォローを行っています。