体調変化はいつ起こるかわかりません。当医療法人では、24時間365日、休むことなく患者さんの体調変化に対応しています。深夜や休日であっても、いつでも電話にて相談ができます。また、電話での相談で緊急の診療が必要と判断された場合は、病状にあわせ臨時往診や連携医療機関への紹介を行います。患者さんの情報は遠隔操作可能な電子カルテに入力されていますので、いつでも活用できます。
在宅療養支援診療所として、訪問診療、往診を行っています。在宅酸素療法、在宅人工呼吸療法、在宅中心静脈栄養法、在宅経管栄養法、在宅血液透析療法、在宅腹膜透析療法等をはじめとした、ほぼすべての在宅療養に対応可能です。なお、当医療法人のみでの対応が困難な疾患については協力医療機関と連携し在宅医療を行います。
体調変化はいつ起こるかわかりません。当医療法人では、24時間365日、休むことなく患者さんの体調変化に対応しています。深夜や休日であっても、いつでも電話にて相談ができます。また、電話での相談で緊急の診療が必要と判断された場合は、病状にあわせ臨時往診や連携医療機関への紹介を行います。患者さんの情報は遠隔操作可能な電子カルテに入力されていますので、いつでも活用できます。
携帯型の心電計、カラー超音波検査装置、レントゲン撮影装置等を配備していますので、これらの検査を患者さんの自宅で実施することができます。また、患者さんの自宅で採血を行うことができます。採血結果は院内の血液検査装置にて迅速に判明します。これにより、的確な対応を速やかに行うことができます。
在宅医療を受け、御自宅で療養をされている患者さんであっても、時に入院や各科専門医の診療が必要となることが起こりえます。この様な場合に医療連携が重要となります。当法人は、在宅医療や学術活動等を通じ、他医療機関・介護福祉機関との「活きた連携」を日々地道に築いています。
*連携医療機関:北里研究所病院、NTT東日本関東病院、東京共済病院、東京都済生会中央病院、昭和大学病院、東邦大学病院、虎の門病院等
*連携介護福祉機関:品川区・大田区等の在宅支援センター、訪問看護ステーション、ヘルパーステーション等
当医療法人では、腹膜透析診療も積極的に行っています。このため、状態が概ね安定している腹膜透析患者さんで通院が困難な方については、定期的な訪問診療と体調変化時の臨時往診のみにて腹膜透析を続けることができます。外来通院の負担がなくなるので、高齢の腹膜透析患者さんの負担軽減に有効です。
*専門的な検査や治療が必要となった際は、専門病院等への通院が必要となることがあります。また、定期検査や定期的な状態報告のため、腹膜透析導入病院の受診が必要となることがあります。
「訪問診療」は、通院が困難であり、かつ継続的な診療が必要である患者さんに対して、定期的に主治医として医師が訪問することです。通常、規則的に日時を決め医師が訪問します(例:「2週毎の月曜日の13時から」「毎週水曜日11時から」等)。患者さんの体調が比較的安定している日であっても訪問診療は行います。これにより、日々の体調管理をしっかりと行い状態が悪化しないようにします。また、主治医として、在宅支援センター、訪問看護ステーション、ヘルパーステーションとの協力・調整を行います。これに対し、「往診」は、通常、患者さんの状態が悪化した際に、患者さんや御家族の要請にもとづき臨時的に実施され、臨時の検査や治療を行うことです。
当法人では、御病状を的確に把握させていただくため、基本的に2週間に1回以上の訪問診療を実施させていただいております。御病状が不安定な場合は、毎週訪問診療を行うことや週に複数回訪問診療を行うことも可能です。
臨時往診は、基本的に当法人のクリニックで定期的に診療を受けている患者さん(訪問診療患者さんや透析患者さん等)を優先とさせていただいております。このため、かかりつけでない患者さんの場合は、対応が困難な場合があります。
電話相談につきましては、基本的に24時間365日いつでも即時対応可能です。但し、担当医が患者さんの処置中であり手が離せない際や、携帯電話の電波障害の発生時等に一時的に対応できないことはあり得ます。その際は留守番電話対応となりますが、速やかに折り返しのお電話をさせていただきます。臨時往診については、スタッフ間での調整や準備が必要ですので、救急車のようにすぐにお伺いすることはできません。しかしながら、深夜休日であっても、遅くとも6時間以内には往診ができるように努めております(もっと早く往診ができる場合もあります)。
訪問診療には、主治医として総合的に管理を行うことに対する費用である在宅時医学総合管理料(42000円程度:1割負担の方では自己負担4200円)が毎月かかります。これに加え、訪問診療毎に訪問診療料(8300円程度:1割負担では自己負担830円)がかかります。その代り、病院・診療所に通院した際に必要となる、再診料等の基本診療料や処方箋料はかかりません。この月あたりの在宅時医学総合管理料と訪問診療の回数に応じた訪問診療料の合計に検査費用や注射料等が加算されます。これらの費用は、病院・診療所に通院した場合と概ね同様であり、訪問診療であるから検査や注射が高くなるということ通常ありません。また、在宅酸素などの特殊な医学管理を行う場合は管理料が加算されます。よって、1割負担の方が月2回の定期訪問診療を受けていただいた場合は、通常6000円~10000円程度が自己負担となります。特殊な医学管理等によりさらに自己負担が増えてしまった場合は、上限額や高額医療費の適応が受けられることがあります。実際の自己負担については、お持ちの保険証や医療券等によって変わりますので、御相談下さい。なお、施設に御入所中の患者さんは、負担金が少なくなる可能性があります。
特に明確な境界線は設けておりませんが、当医療法人各施設から往診車で概ね片道20分以内でお伺いできる地域までとさせていただいております。但し、状況によってはそれ以上遠方の方でも対応できることもありますので、御不明な場合はお問い合わせください。